「土地は父の名義、建物は兄弟の共有名義」という組み合わせに戸惑った話
相続の状況を整理していく中で不動産会社からこんな指摘を受けました。
「この物件、土地と建物で名義が分かれていますね。建物だけがお兄様との共有名義になっています」
正直土地と建物はセットのものだと思い込んでいたので名義が分かれているという発想自体がありませんでした。
今回はこの「建物だけが共有名義」というケースについて当時調べた内容をまとめます。
なぜ土地と建物で名義が分かれることがあるのか
相続のタイミングや過去の経緯によって土地は親から単独で相続し建物だけを兄弟で共有名義にするというケースは実は珍しくないようです。
二世帯住宅を建てる際に建築費を兄弟で折半したといった事情が背景にあることもあります。
建物のみの売却で気をつけるべきこと
土地と建物の名義が違う場合、売却には次のような点に注意が必要だと分かりました。
・建物だけを売却する場合でも土地の所有者(単独名義の親など)の同意や協力が実質的に必要になることが多い
・買主側から見ると「土地は借りる(または別途購入交渉が必要)建物だけ買う」という複雑な条件になるため通常の仲介では敬遠されやすい
・土地・建物セットでの売却に切り替える(土地の名義人も交えて話を進める)方が結果的にスムーズなケースもある
私たちが最終的に選んだ進め方
土地の名義人(親)も交えて土地・建物セットでの売却に方針を切り替えることにしました。
建物だけの売却にこだわると買い手探しが難航しそうだったためです。
こうした複雑な権利関係の物件は通常の不動産会社よりも訳あり物件の扱いに慣れた専門業者の方が相談しやすいと感じました。
底地・借地権が絡む共有名義のケースは共有名義の不動産、底地・借地権がある場合の売却は?で、共有名義売却に必要な書類は共有名義売却に必要な書類で解説しています。
っておくべき知識:建物のみの共有名義は「土地の名義人」との調整が鍵
・土地と建物で名義が異なるケースは二世帯住宅の建築費折半などが背景にあることが多い
・建物のみの売却は買主が見つかりにくく通常の仲介では対応が難しいことがある
・土地の名義人も交えてセットでの売却に切り替える方がスムーズな場合が多い
私が調べてみて感じたこと
「土地と建物は一体のもの」という思い込みがあったので名義が分かれているという事実を知ったときは正直混乱しました。
ただ複雑なケースほど早い段階で専門家に相談することで見通しが立てやすくなると実感しています。
次にやるべきこと
自分の相続した不動産が土地と建物で名義が異なっていないかまず登記簿で確認することが第一歩です。
該当する場合は訳あり物件の扱いに詳しい専門窓口に早めに相談することをおすすめします。
「土地と建物で名義が違う」「建物だけの売却で買主が見つからない」
そういった訳あり・複雑な案件でも専門の買取業者なら対応できるケースは多くあります。
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