相続した空き家どうすればいい?売る・貸す・解体・放棄の判断基準を解説

売却の手順

親が亡くなって実家が空き家に。で?どうすればいいのか?

相続の手続きが終わった後に次に直面するのが「で、この家どうするんだ」という問題でした。

誰も住まない実家がある。
管理しに行くのも大変、売れるかどうかもわからない、解体費用を出す余裕もない。そういう状態で「どうすればいい?」と検索している人も多いハズです。

この記事では相続した空き家の選択肢を整理してどういう状況でどれを選ぶべきかの判断基準を示します。

放置だけは避けたほうがいい

まず前提として何もしないで放置するのが一番リスクが高いことを認識しておきましょう。

空き家を放置すると

  • 固定資産税は毎年かかり続ける
  • 建物が劣化して資産価値がどんどん下がる
  • 行政から「特定空き家」に指定されると住宅用地特例が外れ、固定資産税が最大6倍になる
  • 近隣からの苦情・行政代執行のリスクも出てくる

断言します。「いつか考えよう」が一番コストがかかる判断です。
詳しくは「空き家放置で固定資産税が6倍になる話」を読んでみてください。

相続した空き家の選択肢4つ

①売却する(最も一般的)

固定資産税から解放されるまとまったお金が入るといったメリットがあります。

ただし売却には時間がかかります。
特に築古・地方の物件は買い手がつくまで数ヶ月〜1年以上かかることもあるのです。
売却を急ぐなら早めに動き始めることが重要です。

売却後の税金・確定申告については「相続した土地の確定申告は必要か?」にまとめているので読んでみてください。

②賃貸に出す

立地が良く需要が見込める物件なら賃貸収入を得ながら資産を保有し続ける選択肢もあります。
ただし築古物件はリフォーム費用が必要になることが多く空室リスクもあります。

また賃貸に出した場合に後から売却しようとすると入居者がいる状態での売却になり値段が下がりやすいです。。

③解体して更地にする

建物の状態が悪く活用も売却も難しい場合に解体して更地にする方法がありますが解体費用(木造で100万〜200万円程度)がかかる上、更地にした途端に固定資産税の住宅用地特例が外れる点に注意が必要があります。

解体のタイミングや費用の詳細は「相続した家を解体する前に知っておくべきこと」で解説しているので読んでみてください。

④相続放棄・国庫帰属制度を使う

プラスの財産よりもマイナスや負担が大きい場合は相続放棄という選択肢もあります。
ただし相続放棄は家だけを手放すことはできずすべての財産を放棄することになるので注意が必要です。

また2023年から「相続土地国庫帰属制度」が始まり条件を満たせば土地を国に引き取ってもらえるようになりました。

建物がある場合は解体が必要になるなど条件が厳しいですが選択肢の一つとして知っておく価値はあります。詳細は「相続土地の国庫帰属制度とは?」を参照してみてください。

どれを選ぶべきか——判断基準

状況向いている選択肢
立地が良く需要がある売却または賃貸
築古・状態が悪い買取業者への売却
急いでいる買取業者への売却
売れない・活用できない解体→更地売却 or 国庫帰属
プラス財産がほぼない相続放棄を検討

まず査定で「売れるかどうか」を確認する

選択肢を絞るために最初にやるべきことは査定を依頼して相場を把握することです。
売れる金額がわかれば売るか・解体するか・放棄するかの判断がしやすくなります。

私の場合、まず専門家に相談して「このくらいで売れる可能性がある」という感触をつかんでから動きました。それだけで選択肢の見え方が変ります。

「相続した空き家、売れるかどうかもわからない」「築古で状態が悪いから普通の不動産会社では難しいかも」そういった状況でも相続不動産の売却に特化した窓口なら対応できるケースは多くあります。まず無料で相談してみましょう!!

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